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起業の科学 Chapter 1

 本書では、スタートアップについて述べられている。スタートアップが成功する基準として、PMFがあり、スタートアップが成功するにはPMFの達成が鍵となる。しかし、多くのスタートアップはプロダクトを作る段階でアイデアが十分に検証されていため、失敗するケースが多い。そのような事態に陥らないためには、課題の質を高めて自分たちのアイデアが市場から求められているものなのかを検証することが重要であると筆者は述べている。課題の質を決める要素として、ファウンダー自身が高い専門性や業界の知識、市場の変化に対する理解度を持っていることが求められる。また、ターゲットとする課題が「自分ごと」であることも求められる。

 誰が聞いても良いアイデアは避けるべきだと筆者は主張している。誰が聞いてもいいアイデアは大企業が好むものであり、スタートアップがその市場で勝負するのは得策ではないと主張している。スタートアップは言語化して人に伝えられないような課題のほうが好まれる。近年では、ITの進歩で、マーケットのパラダイムシフトが高速化していることやビックデータとスマホの普及によって、ユーザーのサービスに対するロイヤルティールーブが極端に高速化していることなどの理由からクレージーなアイデアが求められている。

 スタートアップとスモールビジネスの違いについて本章では述べられている。「起業=スタートアップ」というイメージがついていることに異議を主張している。スタートアップとスモールビジネスを成長方法やターゲットの市場規模、スケールへの姿勢、ステークホルダー、対応可能市場、イノベーションの手法の項目別に比較している。スタートアップはPMFを達成すると一般企業に成長するため組織が再構築されていく。永遠にスタートアップであり続けることは理論的にはありえないと主張している。スタートアップは一般企業では良しとされていることがスタートアップに良くないとされていることがある。またスタートアップには忘れ去るべき常識がある。100点満点の解答用紙正しい答えを埋めようとすることや上司に上手く報告するゲーム、多くの人から好かれようとすることなど述べられている。

【ディスカッション】
「日本でキャッシュレス化を流行らせるためにはどうしたらいいか」ということをテーマに行いました。最初に、日本でキャッシュレス決済が流行らない理由を述べてもらい、その中で最も大学生が使わない理由を用いて、その理由を解決できる提案をディスカッションをしました。大学生の選定理由は、課題のセグメントを明確にしないと広すぎるため、自身が大学生で全員の考えが一致しやすいと判断したため今回は断定しました。
キャッシュレス化が流行らない理由として、様々な意見が挙がった。現金主義が根付いていることや、複数人で飲食店に行った際に割り勘で支払うことが多くクレジットカードや電子マネーではできなくて不便なこと、日本はATMが全国の至る所にあり、現金がなくてもすぐに引き出して使えるのでキャッシュレス決済を利用する必要がないこと、現金で支払った際にはお金を支払ったと感じるが、キャッシュレス決済を利用した場合お金を使用した感覚がないこと、請求に追われるのが嫌なこと、キャッシュレス決済の利便性を理解していないため使おうとは思わないからなどの意見が挙がった。
次に、上記で挙がった意見に対して最も大学生が使わない理由を選定しました。ここでは多数決を取り決めました。使った感覚がなく使い過ぎてしまうことを恐れて使えないことと、請求に追われるような生活はしたくないからと言った理由が中野ゼミでは当てはまった。
最後に、上記の大学生がキャッシュレス決済を使用しない課題を解決するために、両者もしくは片方の課題に対して解決できるサービスや仕組みを考えました。挙がった意見として、上限金額を3万円などの低い設定にし、使い過ぎを防止する。キャッシュレス決済をしたときにラインに通知がすぐ来るようにする。クレジットカードのような後払いではなくデビットカードを普及させる。デビッドカードの場合、大学と提携して学生証をデビッドカードと普及させて学食や生協、コンビニなどの支払いを出来るような仕組みを構築するといいのではないかという意見が出ました。しかし、デビッドカードでは口座にある分しか使えないため、好ましくないという意見も出た。その中で、学生の間は使い放題で社会人になったら支払えるようなカードが欲しいという発言があった。それに対して肯定的な意見が多く、ある一定の上限を設けることや、大学4年生で就活が終わって内定書や大学の卒業見込み証明書などを提示すれば社会人になっても支払い能力があることがわかるため、カードを作るための条件にすればいいのではないかという追加の意見も出た。
今回のディスカッションでは、大学生という視点を入れたことによりニーズはせまくなってしまったが、日本がキャッシュレス決済を活発化させるための課題の解決に成り得る意見も多々出すことができた。

(4年 軒口)

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